☆1月の例会
【午前の部】
2025.1.19開催。参加者6名。
総会後に『勇気づけのうた』を全員で音読。(8)~(12)を読み直し、自身のエピソードと照らして各々発言しました。その後(23)の「互いの立場を認めてやってみる」の部分がよくわからないとの意見を出し、これについて話し合いました。
話し合っても意見があわなくて 平行線になってしまうとき
無理に一致をめざすのはやめて 互いの立場を認めてやってみる
まずメンバーさんから、勇気づけのうた(6)(12)(21)が関連するとの発言がありました。
(6)・・・対等の位置で互いに助け合う
(12)・・・それでも善意であるには違いなく・・・
(21)・・・どういう部分で力を合わせるか どういう部分で相手に任せるか・・・
続けて別のメンバーさんが今年1月開催のAIJシンポジウムのテーマ『「違い」と「平等」』から、「価値の平等」についてシェアしてくださいました。
「価値の平等とは、自分が正しい/勝っている、相手が間違っている/劣っている ではなく、違いを認めること。考え方や能力などは人それぞれ。8/8 もいれば、20/20もいて、0.5/0.5もいるが、どれも1/1(同じ価値)である。」
そこで、私のエピソードと絡めてさらに話し合いました。
今回出した事例は繁忙期の職場でのできごとです。昼休憩から戻ってきた社員Aさんはすぐ仕事に戻らず社員席でのんびりしていたため、鳴った電話を昼休憩前の私が出る羽目になった、という内容でした。Aさんは現在うつ病で遅刻や欠勤が多く、Aさんがいない時は当然私たちに負担がかかっています。それなのにAさんからの感謝や労りの言葉がないうえ、さも当たり前のようにふるまう姿に、病気と割り切っていてもいつも悶々としていました。この日も全員がてんやわんやする忙しさにもかかわらず、適当にサボっているAさんを見て、私は-4の陰性感情を持ちました。
メンバーさんからは、
・「サボっている」は私の意見である。
・電話が鳴った時にAさんが一旦腰をあげたのは電話に出る意思があったのではないか?
(解説:電話が鳴った時、Aさんは数コール後にようやく腰をあげたものの、私が先に出たので座り直しています。私が電話対応を終えて休憩に入る時もまだ席でゆっくりしていました。ちなみに電話機は社員席ではなく2~3m先にあります。)
・元気そうに見えても、繁忙期だからと頑張って出勤したのではないか?
・昼休憩から戻ってもしんどくて、すぐ仕事に戻れなかったのかもしれない。
・断られてもいいという構えで「お昼行くので電話お願いしていいですか?」などと頼んでみてはどうか?
という意見が出ました。確かに病気なのだからしんどいのは当たり前で、そんな状態でも周りに迷惑をかけないために出勤していたのかもしれないと思い直すと、Aさんに対する悶々としていた気持ちが柔いでいきました。
以上のことから、Aさんの仕事ぶりは以前とは違うし私が考える質量ではないけれど、今のできる範囲で出勤し仕事していて、Aさんなりの1/1で貢献しているのだと尊重すること。そして私ばっかり!と負担に思うのではなく、時には協力をお願いするなどして、私は私の1/1で貢献すること。それが「互いの立場を認めてやってみる」ということではないかと事例を通して理解できました。
今は病気のためAさんの仕事量は激減していますが、それでも職場にとって必要な人です。足りない部分を補い合って、ともに貢献できればいいのだという思いに変わりました。
ご意見くださったメンバーさん、ありがとうございました。
【午後の部】
参加者4名で、カウンセリング演習を2例行いました。私はカウンセラー役、クライアント役をそれぞれ担当させていただきました。
1例目はカウンセラー役で、親子のやりとりを分析しました。
具体的なエピソード等は割愛し、シェアリングで指摘されたことを挙げます。
①背景情報をしっかり収集して、エピソードで起こっていることをおさえる。
②開いた質問と閉じた質問の使い分け。
③エピソードの解決だけでは不十分。これからのことも考えた代替案を導くのが理想。
これらを踏まえて、2例目はクライアント役をさせていただきました。
事例は、旅行の行き先について夫と話し合った時のエピソードです。私たち夫婦は相談事をする時に言い合いになり話し合いが続かないことがよくあります。喧嘩せずに話し合いをするにはどういう意識や言葉がけをすればいいのかについて分析していただきました。
カウンセリングが始まり、カウンセラー役の方はまず名のってから、今日はどうされましたか?と尋ねた後、私と夫の家族関係(親・きょうだい)や同居かどうか、レポート、エピソード、その前後に陰性感情はあったのか、またその状況、どう解決したいと思っているのかを聴取して初めて「今のお話を書き上げていきたいのですがよろしいですか?」と言ってから板書されました。この段階から既に背景情報の収集は始まっていたのです。
後のシェアリングでこの事に触れると、背景情報を収集し、ある程度の方針が決まるまで板書はしないのだと教わりました。
私の先のカウンセリングでは、まず名のり忘れ、今日はどうされましたか?の後、いきなりエピソードを聴いて板書しています。背景情報は板書後に家族関係や過去の親とのやりとりを少し質問したぐらいで、エピソードの前後の状況や陰性感情の有無も聴けていません。情報量が少ないがゆえに方針もあいまいで、いきなり反省点が満載です。
また、カウンセリングの中で、カウンセラー役の方は開いた質問と閉じた質問を意識的に使い分けしておられると感じました。例えば、「○○について一緒に考えていくということでよろしいですか?」、「この時は××とお考えだったんですよね?」など、私の意思や考えを確認する際に閉じた質問を使っておられるようでした。
一方、私の思考や背景情報を聴取する時は徹底して開いた質問を用いているようでした。例えば「(思考の中で)どれが一番気になりますか?」「その事についてもう少し聴かせてもらっていいですか?」「夫さんはどんな人でしょうか?」「他にもそういうことはあるんですか?」「どんな風に仲がいいんですか?」という具合に。
私のカウンセリングを振り返ってみると、その使い分けができてなかったように思います。クライアント役の方に「一人っ子ですか?」と(無意識に)言っており、後のシェアリングで「ここは『ごきょうだいは?』ですね」と指摘されて初めて気がつく有様です。この使い分けについては普段から意識していきたいところです。
最後に、私のカウンセリング後のシェアリングの中で、「エピソードの解決だけでは不十分、これからのことも考えた代替案を導くのが理想」だと教えていただきました。
今回の事例で出た私的感覚は、プラスが「相談して物事を決める」、マイナスが「独断で物事を決める」でした。私は夫のことを自分本位で私の意見を聴かず独断で決める人だという思い込みがあったので、夫の返答にいちいち、また自分勝手に決めて!と考え陰性感情を感じて葛藤に陥っていました。ところが分析していただくとそんなことはなく、むしろ夫は歩み寄ってくれているし、ただ私の質問に的確に答えているだけだったのではないかと思われました。このことから代替案は「的確に返答しているだけだと意識して、あなたはそう考えているのね、と言葉がけをする」となりました。
しかし「今後も同じ状況になった時のために、それ(夫は的確に返答しているだけ)を意識できる何かいい方法はありますか?」と質問されハッとしました。確かにこのエピソードでの代替案は出ましたが、果たして実生活で似たような場面になった時に、忘れずにちゃんと思い直して実践できるのでしょうか?今後も夫婦で仲良く暮らすためには私の夫に対する思い込みを変えないと、いつまでも同じことの繰り返しです。意識するための何か強烈な印象が欲しいところです。
そこで一緒にあれこれ考えてみた結果、カウンセラー役さんの提案でロールプレイをしてみることになりました。「夫は歩み寄れるし的確に答える人」という考えを意識してロールプレイをしてみると、あっさり平等の位置に戻り楽しく話し合いが続いていきました。以前葛藤解決の講座に参加した時、大竹先生から「自分も相手も葛藤状態から平等の位置に戻ったなと腑に落ちる瞬間がある」と教えていただきましたが、まさにその感覚を味わいました。
カウンセラー役の方から改めて「また独断で物事を決めて!と感じられた時はどうしましょう?」と尋ねられ、「今の感覚を思い出して、夫は的確に答えているだけと思い直して対応します。」と素直に答えることができました。これがこれからのことも考えた代替案なのだと実感し、クライアントの先の人生も含めて考えるのがカウンセリングなのだと学びました。技術や知識はもちろん、包括的に捉える力や、何より目の前のこの人のために何ができるのかを考え人を思いやる心を養う必要を感じました。
今回の実習を通して本当に良い学びをさせていただきました。実習でご協力くださった方々、ご意見くださったメンバーの皆様、ありがとうございました。
☆2月の例会
【午前の部】
午前の部は7名の参加でした。新しく来られた方や、初めて顔を合わせる方がおられたので、一人ひとり自己紹介をしてから、エピソードを話しました。自己紹介では、アドラー心理学に出会ったきっかけについて話すことが多いです。その中で、参加者のお一人が、野田先生との出会いを話してくださいました。初対面のときに、先生に「あなたは選べるのよ」と言われて衝撃を受けたそうです。実際は、野田先生ともう一人の先生がいらっしゃって、二人のうちどちらからカウンセリングをするか選べる、という意味だったのでしたが、「選ぶことができる」という言葉に強く感動されたそうです。この話は、この日の例会の一日を通して、私の印象に残り続けました。
その後、『勇気づけの歌』をみんなで読み上げました。自分のエピソードと照らし合わせて感じたことや思ったことを発表しました。私は以下の偈について取り上げました。
感情使えば相手は敵になる
味方でなければ協力難しい
「よかった」と言って感情落ちつけて
冷静になって仕事にとりかかろう(8)
私は、仕事で同僚に対して感情的になったというエピソード(詳細は午後の部で扱います)を発表したのですが、この偈のように、「よかった」と言って感情を落ちつかすことが必要だと思いました。
つづいて、グループでエピソード分析を行いました。エピソードは、詳細は控えますが、クライアントさん本人が絵画教室の先生で、生徒さんが相手役でした。生徒さんが新しい絵画作品にチャレンジするのをためらったときに、驚き不安になった、というエピソードを扱わせていただきました。
私は今回初めて「書記」を担当させていただきました。ホワイトボードの前に立つと、いつも座っている位置とちがい、クライアントさんの表情がよく観察できると思いました。
エピソードを書き取り、感情の名前と点数を付けました。次に、マイナスからプラスの矢印を書きます。このアドラー心理学では定番の「矢印」を初めて書いたときに、内心では「初めて書いた!」と感動しておりました。さて、選んだライフタスクを矢印のマイナス部分に記入。対処行動を矢印の中心に記入。その次は、矢印の先に仮想的目標を書き出しました。このときに、クライアントさんの言葉を逃さないように注意が必要でした。陽性感情がプラス5になるまで待つのですが、その時にクライアントさんが自分の力でプラス5になる目標を話し出したときに、クライアントさんの「呼吸」のようなものを感じられたと思うのは、午後の部で後述する「神戸でのオープンカウンセリング(のシェア)」が影響しているのかもしれません。
さて、仮想的目標を競合的と取り、私的感覚を出していきました。ライフタスクでの思考を聞き出すときに、ホワイトボードに書き出すのを忘れないように気をつけなければなりませんでした。思考から、「そうするとどう都合が悪いのか」をさらに聞き出し、私的感覚のマイナスを出していきました。無事、マイナスとプラスが出て、記入することができました。
以上のように、私は書記を初めてしましたが、そのことによって学んだことは、エピソード分析をするにあたり、ホワイトボードに書きだされた言葉はすべて、クライアントさんから出てきた言葉だ、という実感です。また、書き逃さないために、クライアントさんの言葉を聞き取ることに集中したことで、クライアントさんが自ら言葉を発する瞬間に立ち会えた、と実感できたことです。
エピソードの内容や、グループカウンセリングの様子ではなく、私の初めての書記に特化した報告となり、申し訳ございません。エピソードを提供してくださったクライアントさんに感謝いたします。ありがとうございました。
【午後の部】
午後からは、カウンセリング練習、そして2月9日の神戸でのオープンカウンセリングのシェアリングを行いました。参加者は5名でした。
カウンセリング練習では私のエピソードを扱っていただきました。
エピソードは、職場での内容です。日々の業務が多い中、部下(Yさん)に業務を頼まれたときに、イラっとしたというエピソードです。
このエピソードを扱うにあたり、解決したいことは何か? とカウンセラーさんに問われました。そこで私は、「もやもやしている感情をどうにかしたい」と答えました。そのままカウンセリングは進みましたが、ここでグループのメンバーからストップがかかりました。というのも、「感情をどうにかしたい」というのはカウンセリングの目的にならない、ということです。そこで、カウンセラーとクライアントが協力して取り組めるように、「感情的にならずに、協力して仕事ができるようにしたい」という課題に変更し、カウンセリングを行うことに修正しました。
エピソードの内容は以下のようでした。
Y:Mさん(私)が連絡帳を書いてくれるってうわさですよ。
私:え~、誰かが書いてくれたら嬉しいな。
Y:そうですねえ。
(私は連絡帳を書こうと決意して体温表を探した。)
Y:はさむやつですか? ここですよ。週末にはさむやつはここです。(マイナス3、怒り)
私:はい、わかりました。ありがとうございます。
ライフタスクは、「はさむやつですか? ここですよ。週末にはさむやつはここです」。対処行動は、「はい、わかりました。ありがとうございます。」としました。そこから出て来た仮想的目標は以下の通りです。
「手伝いましょうか?仕事忙しいですもんね。チーフとしてしないかん仕事とか、委員会の仕事とか報告書とかもやらんといけないですもんね。私とAさんでやりますわ。」
こちらで陽性感情がプラス5。対処行動の結果であり、これ以上何もする必要がありません。文章が否定形でもありません。この仮想的目標を「競合的」ととり、私的感覚を出してもらいました。
プラス:みんなの仕事をみんなでする
マイナス:みんなの仕事を一人に負わす
このあと、Yさんの良い面と私の良い面を出してもらいました。
しかし、代替案を出す前に、時間が60分を超過していたため、今回はここで終了となりました。仕事のタスクということで、複雑な説明をしなければならないことや、最初の課題の一致のところで中断したということも要因だったと思います。けれども、カウンセリング開始時の課題の一致の大切さについて学ぶことができました。
カウンセリング終了後も、私のエピソードについて、パセージのテキストを参照して、学び合いを行いました。20-Rの「頼み方の4つのパターン」を読み上げました。要求を伝え、相手を傷つけないのが「主張的」。要求を伝えて、相手を傷つけるのが「攻撃的」。要求を伝えないで、相手を傷つけないのが「非主張的」。要求を伝えないで、相手を傷つけるのが「復讐的」。
私のエピソードは「非主張的」であり、これが続けば「復讐的」になっていくだろう、というご指摘もいただきました。
今回のカウンセリングは途中で終わってしまいましたが、分析を通じて、Yさんの良い面や、他の職員の良い面が見えてきました。職員は、みんな各々で仕事を一生懸命にしており、別々でしているけれども同じ職場の「みんなの仕事」であるという気づきを得ました。
また、今回は「連絡帳」という業務についてでしたが、他のたくさんある業務についても、その都度「声をかけたり話し合う」ことで、課題を共有できるように、これからは「主張的」であることを意識しようと思いました。
最後に、2月9日の神戸でのオープンカウンセリングのシェアリングを行いました。カウンセリングで、クライアントさんの言葉を「待つこと」の重要性についての話になりました。そこで、メンバーから野田先生の論文でカウンセリングでの「呼吸」についての大切さが書かれていることについて指摘がありました。
さて、今回はクライアント役をやらせていただきました。カウンセリング練習で積極的にカウンセラー役をされるメンバーの方には、いつも勇気をいただいております。私も早くカウンセラー役に挑戦したいと思っています。そのためにも、日々の生き方を変えなければいけないと、痛感したところでもありました。できることとしては、まず日々のエピソードを細かく記録しようと思います。
最後になりましたが、京都アドラーグループのみなさん、ありがとうございました。
☆3月の例会
3月の例会は、午前のみとなりました。
6名が参加しました。この日は、いつもの一階の集会室ではなく、マンションの一室で行われ、雰囲気の違う例会となりました。例会の途中に、メンバーの奥様から、コーヒーとチョコをいただくという場面もありました。おいしかったです。ありがとうございました!
さて、まずは4月から6月の例会のスケジュールを決めました。それと、スケジュールのホームページでの掲示の仕方について話し合いました。つづいて、5,6月に行われるカウンセリング練習の日程や参加者についての連絡がありました。
この日は、初参加の人がいなかったので、何をするかを話し合いました。私のエピソードをグループで扱っていただくことになりました。
エピソードは、職場での出来事です。私は知的障害者の就労支援の仕事をしていて、班のリーダーを担っています。ある日、利用者さん(Kさん)との対応について、職員(Aさん)とやりとりを行っているときに、割って入ってきた職員(Bさん)の言動に陰性感情を感じたというものでした。
まずは、私が「何を解決したいのか」ということが話題となりました。「他の職員と協力して仕事ができるようになる」ことなのか、「利用者との対応が上手くいくようになる」ということなのか。今回は、職員とのやりとりで陰性感情が大きかったということもあり、前者の解決をしたい、ということで、みなさんの協力を得ました。先月の午後の部の例会に引き続き、今回もカウンセリングの開始時における「目標の一致」の大切さを学びました。
エピソードは以下のとおりです。
利用者Kさん:Iさんに離れて仕事してって言ってほしいんや。
私:そうですか。そしたらちょっと職員で話し合いますね。
(私:席を立ち職員Aのところへ行く)
私:KさんがIさんと離れて仕事したいって言っているのですよ。とりあえず、Iさんに話してみて席を代わっていいか聞いてみましょうか?
職員A:そうですね。そういえば、Iさんも午前の仕事のときにKさんとの関係がしんどいって言っていましたよ。
私:そしたら、IさんにNさんの席と代わってもらえるか話してみますね。
(職員Bは、私の真ん前の机に座り、書き物をしながら聞いていた)
職員B:そんなんKさんに移動してもらったらいいじゃないですか。(マイナス1.5。不安)
私:あ~、そうですね…。…じゃあ、まあちょっと考えますね…。
(私:席に戻る)
ライフタスクは「そんなんKさんに移動してもらったらいいじゃないですか」。対処行動は「あ~、そうですね…。…じゃあ、まあちょっと考えますね…。」と取りました。
仮想的目標は「急にさえぎってごめんなさい。びっくりしたでしょう。Mさん(私)とAさんでしゃべってはりましたよね。さっきは強く言いましたけれど、やっぱりKさんに移動してもらった方がいいと思うんです。」
この仮想的目標を競合的と取り、私的感覚を出していくことにしました。
ライフタスク「そんなんKさんに移動してもらったらいいじゃないですか」に対する思考は「いきなり言うなあ。確かにそうやねんけど。Aさんも困ってはるで。そんな怒らんでも。」でした。このことでどこが都合が悪いのかを尋ねられて、「いきなり意見を強く言う」ことが都合が悪い、と答えました。
プラス:冷静に意見を伝える。
マイナス:いきなり意見を強く言う。
ここで、メンバーから、「いきなり意見を強く言うことのよいところ」について質問がありました。いきなり意見を強く言うのは、「主張的。物事がきっちり伝わる」というよいところがあると答えました。私的感覚のマイナス面についての、よいところを見つけていく、という作業ははじめてのことでした。同じような場面があったときに、「きっちりと伝えてくれているのだな」というよい面をつぶやいてみることで、行動を変えることができるかもしれません、とアドバイスをいただきました。
さらに、Bさんのよい面を見つけていき、「協力して報告してくれている。助けてくれている。実行力がある。行動力がある。今回のことも、私を気遣って提案してくれたのかもしれない」といったことが出てきて、最終的に「Bさんは頼もしい」ということが私自身から出てきました。今後は、「つよく言っているな」と感じたときも、「頼もしいなあ」とつぶやくことを試して、対処行動を変化させていきたいと思います。
今回の代替案は、一度「びっくりした」とリアクションをしてから、Bさんに「どう思います?」と尋ねる、ということにしました。
ロールプレイをしました。職員Bさん役をしてみると、自分とKさんとのやりとりを客観的に見ることができ、いかに自分が「独り相撲を取っている」かが分かり、もっと他の職員に頼ってもいいと感じ、視野が広がるように思えました。
代替案を演じていると、職員Bさんの話を聞きながら、隣にいた職員Aさんとの話し合いにまで発展していき、チームで話し合うことで解決に向かう道筋が見えてきたのでした。
私は、最近仕事で忙しく自分で仕事を抱え込みがち、という悩みを持っていましたが、このロールプレイの中で、職員BさんにKさんの対応を「振ってみる」こともしました。すると、Kさんがすんなりと職員Bさんの言葉を受け入れる、という事がうまくすすむ、という体験を得ることができました。
他にも利用者Kさん役を演じられたメンバーから、「グループのことはグループで解決すべきでは?」という意見が出されました。利用者対応やクラス運営については、今後に課題として掲げて、解決していきたいと思いました。事例を出して、京都アドラーグループのみなさんの力を借りたいと思っています。
今回学んで実践したいと思う具体的な課題は以下の三つです。
・つよく言われたな、と感じたら、実際に「びっくりした」「頼もしいなあ」と口に出してみる。
・「どう思います?」と気軽に尋ねてみる。
・他の職員に「仕事を振る」練習をしてみる。
こうして並べるとどれも、以前から私の課題である「非主張的」であることから「主張的」になるためのレッスンだと思いました。時折確認して実践したいと思います。
今回も京都アドラーグループのみなさんにたくさんのことを教わりました。メンバーのみなさん、ありがとうございました。